訪看ステーション日記
2021/12/23
こんにちは、はーとふる訪問看護ステーションの古野です。
いよいよステーションのブログ開始です😊
記念する第一回目は、11月30日になんと105歳を
迎えられた、当ステーションのご長寿のご紹介と高齢者の心不全について
少しお話したいと思います・・・
門真市にお住いのT.Yさんです
1 0 5 歳 おめでとうございますーー!!
T.Yさんも心不全をお持ちですが、こんなにお元気です。
一人でトイレにも行く事ができるんですよー🙌
現在は食事は殆ど食べれてはいないですが、週2回の点滴と、毎日いちご味のエンシュワHを3本~5本飲んでおられまーす。
来年も一緒にお祝いさせて下さいね。
いつまでもお元気で過ごして頂ける
ように私たちも、一生懸命に
寄り添っていきたいと思います。
改めて
おめでとうございます!
ここで高齢者の心不全について少しお話したいと思います。
【心不全ってなに?】
心臓に何らかの異常が起こり、心臓のポンプ機能低下し全身の臓器が必要とする
血液を十分に送る事ができない状態の事です。
高齢者の心不全は症状がハッキリしないことが多く、年のせいと思い込み
放置されている事が少なくないようです。
【具体的な症状って?】
動悸症状・易疲労感・冷や汗状態・低血圧・四肢のチアノーゼ・尿量減少
食欲不振・呼吸回数増加・咳や喘鳴・体重増加・意識障害 などがあります。
【どうすれば心不全のケアができるの?】
自己管理がとても大切ですが、高齢になると、そうもいきません・・・
具体的なのは、塩分制限・水分摂取の取りすぎに注意・適度な運動
確実に薬(利尿剤や血管拡張薬、強心薬)を飲む事です。
【どんなものを食べるといいの?】
心不全になると、血液循環が悪くなり、食欲不振や下肢のむくみや
腸管のむくみが出て栄養素の吸収不良が起こり、低栄養状態になっていきます。
バランスの良い食事が一番ですが、塩分制限を心掛け、漬物やみそ汁は控えめに
又、加工食品や、練り物もご注意ください。
食べることが辛いときは、栄養補助食品を利用されることをお勧めします。
105歳のT.Yさんも毎日エンシュワ飲用され栄養キープされているんですね。
皆様もバランスの良い食事を心掛けて、日々の健康予防を行いましょうね。